台風のスウェットロッジと虹の戦士

先週のスウェットロッジレポです。

10月のいい季候のスウェットロッジと虹の戦士の語りもあるスペシャルな企画…のはずが、まさかの台風14号発生で、直前まで、大丈夫だろうか、いやスウェットロッジだからきっと大丈夫なはず…などと思っていました。何しろ、今回は虹の戦士の語りの坂口火菜子さんをお呼びし、遠方からもたくさんご参加申し込みがあったのです…! 幸いにも(念の力で?)暴風域からは外れましたが、前日を含め2~3日はずっと雨。台風の状況をチェックしながらも、前日も雨で準備作業ができず、当日早朝から始めようということになりました。



6時から止む予報だった雨は、ちょっと押して8時まで。
8時から一気に始めようということに決め、意気揚々と向かいましたが、なんとスウェットロッジの中はプール!!
こんなこと、未だかつてあったか?いや、ない☻!
水をかき出し、溝を作り、火菜子さんはティピーでゆっくりしてて…といっても、ティピの中も水!
火菜子さんも排水を手伝ってくださいました。
雨はないものの、これは、火が付くのだろうか…?という状況。すくってもすくっても水が!
しばらくすると、参加者のみなさんが来てくださり、一緒に手伝ってくれました。

プールの中からはザリガニやカエルが飛び出し、治水作業のおかげで、水が引いていきました。
いやー、作業をみんなでするって、やっぱりいいですね!
スウェットロッジの準備はかなりの作業量があるのですが、草を刈ったり、薪を集めたり、毛布を掛けたり、ティピやイニーピーを建てたり…。一緒に作業するのもスウェットロッジの大切な作業なんだな~~としみじみ思いました。みなさんそれぞれ自分のできることをするなかで、力が発揮されていく様子を感じ、それがとても美しかったです。
泥だらけなんですけれど、日常にない感じがまた楽しい!

木を組み上げ、祖父なる石を置き、さあ、いよいよ火付け…。
それが、びっくりするくらい早く着火しました。なんなら夏至のスウェットよりも半分くらいの時間で着きました。
心地よい風が吹き、時折日が差しました。
そんな中で、分かち合った10月のスウェットロッジでした。
蓋を開けてみると、メンバーの入れ替えはあったものの、定員ぴったりの方が参加されたことも、また奇跡。
石は優しく、火菜子さんをはじめ、女子のペースに合わせてくれるような、穏やかなスウェットロッジとなりました。
途中で大きなクモもイニーピーの内側に現れましたね。
加奈子さん曰く、クリー族でクモは”おばあちゃん”のスピリットと言われているそうです。

今回のスウェットでは、見事に自然の流れを教えてもらったように私は感じました。
変化をもたらす嵐が来て、水(感情・涙)が溢れて洗い流し、浄化し、凝り固まったものを緩ませる。
溢れた涙は、そのまま溺れてしまうのではなく、通り道を作ることで排水されなければならない。
水をたたえた土は柔らかく、変容を受け入れ、火(愛)をも許容する。
そこには嵐の後の優しい風が心地よい流れを作る。

実際に、普段歯が立たない粘土質にまでスコップが入ったときは、密かに自然のこの摂理に感動しました。
火・土・水・風のエレメントにも大きなヒントがあることを改めて理解するようでした。
すべての答えは自然の中にあると私は聞いてきましたが、地球という有機体である私たちも自然の一部。
この流れやしくみは、私たち自身にも使えるはずです。
すべてが完璧で、素晴らしいスウェットロッジでした。一緒に分かち合えたみなさん、ありがとうございました。
一緒には居なかったすべての存在、すべての繋がりにも感謝して祈りました。

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生まれ変わって初めてのご飯を分かち合った後は、薄暗い中、ティピーの中へ。
いよいよ、『虹の戦士」の語りのはじまりです!
虹の戦士のこの語りは、著者の北山耕平さんの許可を得て抜粋し、坂口火菜子さんが10年前から全国で語ってこられたそうです。
今回はスウェットロッジで生まれ変わった人たちがティピーの中で、火を囲んで聞くということで、かなりスペシャルな感じでしたが、
火菜子さん自身もスウェットロッジに入ってからの流れで語ることは初めての試みだということでした。

火菜子さんは、色彩豊かな声で、私たちをネイティブの世界に連れて行ってくれます。
エルダーの老婆の深い想い。
ピュアな少年のまっすぐな意志。
中で焚かれる火、火菜子さんの心を揺り起こすラトル、山ちゃんのインディアンフルート、みんなで歌うオオカミの歌…
私たちが物語の一部になったかのように聞くその物語、その問いかけ、その音色は、染み渡っていき、私たちの身体の中に入っていきました。
インディアンたちは、こうして子どもたちに語ってきたのでしょうね。
その純粋なエネルギーは聞く人の核の部分を強くする気がしました。
淡路島の地で、こうして語りを聞けることは、私たちにも土地にも流れにもとても素晴らしいことだと感じる時間になりました。
素晴らしい時間をありがとうございました。

虹の戦士のかたりは、今後もオンラインで開催されます。
ご興味のある方は、ぜひFacebookからご参加ください。

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さて、いつのまにか、今年も残すところ2ヶ月ちょっとになりましたね。
私たちメンバーの中にも大きな変化を迎える人がおり…、かくいう私も、このスウェットロッジでは変化の過渡期だった気がします。
私たちはフラクタル構造(相似形)で繋がっているので、個人的な変容は同時に、地域や社会、宇宙にも言えることだと感じています。
揺さぶられた一年ではありますが、大きな変容と実りを受け取れる一年になりそうです。
受け取れるものは、私たちの予想を超えたものであることが多いですが☺、信頼して受け取ると大きなギフトとなるように思います
感謝して受け取っていきましょう! スプーンと言わず、たらいでどうぞ!

11月、12月もクローズでのスウェットロッジを開催予定です。
ご興味のある方はお問い合わせください。

リアルお話会・オンラインお話会もスタートしており、
11月は鳥取大山のイトナミダイセン藝術祭でドリームキャッチャー作り&ティピーを建てます。

みなさんと、またお会いして、分かち合えるのを楽しみにしています。

ニカニガナ🌈

2020/10/18