淡路メディスンドラム完成しました!

awaji medicine drum

初回メンバーで淡路島の鹿革で作るメディスンドラムのワークショップを開催しました。淡路で害獣として駆除される鹿の皮は、普段処分されてしまうそうなのですが、ご厚意で譲り受け、そしてまたたくさんの方のご協力でそれを冷凍保存していただき、このたび、立派なドラムとして生まれ変わりました。


今回は、2月に海岸で皮をなめし、張って乾かしたものを、ドラムに形成していきます。自分のドラムを自分の手で作る…(しかも、なめしから!)
人生の中で、こんなこと体験するなんて、想像していませんでしたが、いざ作業に入ると、みなさんそれぞれに自分の未来のドラムと向き合って作っていました。




私たちは普段、たくさんの生の命をいただきながら生きていますが、最近では食肉以外はなかなか触れることがありませんよね。今回私たちが関わらせていただいたのは皮だけでしたが、それでも、生きていた命を思わずにいられませんでした。
いただいた命をできるだけ大切にして、余すところなく使わせてもらうことは、感謝の表すことになるのだなあと実感したりしました。

それにしても、何かを自分で作ろうと思うと、たくさんの工程があり、失敗もあり、多くの協力や準備が必要になりますね。

鹿の命、自分の思い、プロセスや食感、匂い、交わした会話すべてが、それぞれの体験となって、そして淡路の鹿さんの第2の人生(鹿生?)がみなさんの手元で始まり、しかも音色となっていくと思うと、とってもワクワクします。


今回完成したドラムは8つ!
同じ工程を経ているのに、作り手と鹿が違うことで、こんなにもできあがりが違う印象になるのかと思うと、とっても楽しい気持ちになりました。みんなそれぞれ、素敵で個性を主張していました。
予定より時間超過してしまったので、みんなとみんなの作品を記念撮影できなかったことが残念です!


完成してから、それぞれ持ち帰って、3日間は乾かしてもらいます。
乾いたドラムはどんな音がしているでしょうか。音色の個性も聞けたらいいな~と思っています。スウェットやお話会でぜひ叩いて見せてくださいますように!


人間って、物にではなく、経験やそのプロセスを思い出すときに、しあわせを感じるのだそうです。完成した物を買うのももちろん嬉しいことですが、時間をかけ、自分の手で作ったものは、特別な思いが編み込まれていき、それを手にする度に、その体験を思い出したりします。
自分の手で、自分の宝物を作っていくような、みなさんの様子はとってもあたたかくて、楽しげでした。



この場をお借りして、鹿の皮をくださった漁師さんと、保存してくださった方々に、心から感謝します。本当にありがとうございました。

また、機会がありましたら、淡路島メディスンドラムのワークショップを開こうと思っています。
今回作成した参加者に、スウェットロッジのメンバーがいますので、またドラムの響きを聴いてみてくださいね。

2019/3/21