淡路メディスンドラム

awaji medichine drum

淡路の鹿の皮を使って、ドラムを手作りしています。
淡路島で害獣として駆除される鹿皮を譲り受け、皮を鞣(なめ)し、その革をドラムに仕上げていきます。

私たちは生きる上で、たくさんの命をいただいています。
植物の命はもちろん、様々な動物も、食べるため、生きるために、命をいただいています。
日常ではスーパーで並ぶ精肉を見て、そんな気持ちで買うことはなかなかありませんが、
やはり、本来、命をいただくという行為の中には、その命も生きるという意味なのだと思います。
そういう意味で、奪った命を最後まで無駄にせず使い切るということは、本来、私たちのできる最高の敬意の表し方なのです。

ネイティブアメリカンは、ドラムを作るとき、断食し、身を綺麗にし、祈りを捧げてから、作業に入るそうです。
私たちは断食まではしていませんが、スマッジングして身を浄化し、祈りを捧げ、命をいただいたこと、そして皮の第2の人生(鹿生?)に関わらせてもらうこと、
そのドラムの音を響かせていけることを感謝して、作っていきます。

また、ドラム作りにはたくさんの方が関わっています。
鹿の皮をくださる猟師さん、保存してくださっている方々、ご縁をつないでくださった方、
本場アメリカで使われる枠を運んでくれ、作り方を教えてくれる山田圓尚さん。
あじめちゃんは鞣した皮を自宅で乾燥する工程を管理してくれます。

たくさんのご縁と、鹿の命、そして私たちの手が入り、ドラムは完成します。

ドラムの音は、ハートビート(鼓動)を現わしていると言われています。
ドラムはまさに、私たちの命の音でもあり、そしてその打ち手のリーダーシップを開花させてくれます。

2018年の春は8個のメディスンドラムが誕生し、まさにメディスン(薬)となる音を響かせてくれています。
その音を聴くと、私たちのどこかも一緒に振動し、響いているのが分かります。
鹿の個性と作り手の個性が重なって、どれ一つとして同じドラムではなく、個性的なのも素敵でした。

また来年の春に、鹿の皮が集まっていたら、ワークショップを開催する予定です。
あなただけのドラムを作り、あなたの命の輝きを再発見しませんか?
作れる数には限りがあると思いますので、気になる方はご予約ください。ワークショップの詳細が決まりましたらお声かけいたします。